マルチエアコンを選ぶ
マルチエアコンとは、「室外機」1台で「室内機」2台以上を動かすタイプのエアコンです。
多くの室内機を1台の室外機で動かせるので、省スペースで外観をすっきりできることが最大の魅力です。
また、接続できる室内機は「天井埋込カセット型」「壁埋込型」「壁掛け型」「床置き型」を組み合わせることも可能なので、選択の自由が広がります。
マルチエアコンの選び方
このように、マルチエアコンは多くの組み合わせができる反面、組み合わせが多すぎて選択に迷われるお客様も多いです。
そこでマルチエアコンの選び方のコツをご紹介いたします。
面倒だなと思われる方は、こちらからお問い合わせ下さい。ご要望に合わせてお見積りいたします。
-
室内機を何台動かすのかを決める
マルチエアコンの室外機は、「2室用」「3室用」「4室用」「5室用」と大別して4種類に分かれます。
「〇室用」とは、「その室外機で何台の室内機を動かせるか」という性能のことなので、室内機を3台動かしたい場合は、「3室用」をまずは選びます。(※室数が少ないほど価格を安く抑えられます)
-
室内機の種類を決める
1で決めた数の分だけ、各お部屋の用途・既存のエアコンをもとに室内機の種類を決めていきます。
「リビングは天井埋込型、和室は壁埋め込み型で書斎は床置き型にしよう!」など、組み合わせは自由です。
※室内機と室外機は信号のやり取りを行いますので、「他のメーカーのものと組み合わせよう」といったことや、同じメーカーでも「室内機はそのままで室外機だけ他のモデルにしよう」などといったことはできません。
-
室内機の能力を決める
エアコンの能力は 8畳用ですとか、14畳用といった畳数でよくあらわされます。
この畳数はとてもイメージが湧きやすく便利ですが、マルチエアコンを選ぶ場合には「〇〇kw」といった正確な能力で計算します。
「室内機の能力の合計」が室外機の能力を超えると、動かなくなってしまうためここで調整をします。
室外機の能力が大きいものに変更するか、室内機の能力を小さくするかご予算と照らして調整してください。
実際に室外機を選ぶ
※3室用以上は1種類の能力の製品しかありません。
2室用 (4.5kw)
2室用 (5.3kw)
2室用 (6.0kw)
3室用 (6.8kw)
4室用 (8.0kw)
5室用 (10.0kw)